LSAPs(えるさっぷ)
2008年の米金融危機による景気低迷への対応策として、米連邦準備理事会(FRB)が打ち出した量的緩和策のこと。政策金利を引き下げる従来の方法とは異なり、米国債や住宅ローン担保証券などを買い入れて金融市場への資金供給量を増加させる手法。FRBではLarge-Scale Asset Purchases(LSAPs)を公式名称としているが、Quantitative Easing(QE)の方が一般的に浸透しており、2012年9月に導入が決定された3回目の量的緩和策は「QE3」と呼ばれている。