MRF(えむあーるえふ)
マネー・リザーブ・ファンド(Money Reserve Fund)の略称。オープン型の公社債投資信託。信用度が高く残存期間の短い、内外の公社債およびコマーシャル・ペーパーなどを投資対象とする。
1円以上1円単位で購入でき、毎日収益が計上され、その収益は、1ヵ月分まとめて再投資される。
運用内容からはMMFと混同しがちだが、公社債投資信託として別途購入申し込みを必要とするMMFに対し、証券口座に入金すると自動的に運用されるのがMRFで、金融機関の「預金」に近い位置付けとなる。ただし、運用成果は実績に応じて変わるので、元本が保証されているものではない。
2016年1月の税制改正で、MRFの利子や収益分配金、譲渡・償還損益も上場株式・公募株式投資信託等と同様に申告分離課税・損益通算の対象となった。