PSI(ぴーえすあい)
Private sector involvementの略で、民間部門関与、民間投資家負担などと訳される。
国際的な金融危機時に債務調整を実施する際、IMFなどの公的セクターの公的資金投入だけでなく、民間金融機関などの民間セクターも自発的な債務削減を行い、債務調整を負担するべきという考え方のもと行われる債務調整方法のこと。
2010年に起こったギリシャ経済危機では、2012年の第二次支援でPSIが行われ、民間金融機関が保有国債の償還期限の延長や元本およびクーポンの減免を受け入れ、実質的な債務削減を担った。