put-through(ぷっと-するー)
ベトナムの証券取引所での株式や債券の売買取引手法の一つ。通常の価格優先・時間優先の取引とは別に、売り手と買い手の証券会社が、事前の交渉(negotiation)を通じて定めた値段と数量を取引所のシステムに入力して売買する手法。実際の当事者を証券会社が仲介する形で売り手と買い手になる。その日の実勢値からかけ離れていない価格帯で売買することが求められる。
特に、UPCoM(Unlisted Public Company Market)と呼ぶ未上場の株式を相対で売買する店頭取引市場や、債券の売買で活用されている。