アジア地域ファンドパスポート(あじあちいきふぁんどぱすぽーと)
略称はARFP(Asia Region Funds Passport)。アジア太平洋経済協力(APEC)のメンバーのうち、参加を表明した国の間で、一定の要件を満たし承認を受けた投資信託を簡易な手続きのみで相互に販売できるようにするための枠組みのこと。参加国は日本、オーストラリア、韓国、ニュージーランドおよびタイで、2019年2月1日より受入手続きを開始。
参加国間で投資信託販売における規制を共通化・簡素化し、国境を越えた投資信託の販売促進を強化する。投資家にとっては商品の選択肢が広がり、より多様な投資機会が増えるのに加え、各国の競争によるサービスの向上、制度整備の進展などが期待されている。