オフショア市場(おふしょあしじょう)
国内の金融市場とは別に、規制や税制面で優遇されている国際金融市場で、主に非居住者が資金の調達や運用を行う市場のこと。
世界では米国のIBFs(International Banking Facilities)や香港の人民元オフショア市場などがある。日本では東京オフショア市場が設立されており、財務大臣の承認を受けた特別国際金融取引勘定(オフショア勘定)を保有する金融機関が、非居住者を取引の相手方として国外から調達した資金を国外で運用することを原則としている。
一方で、取引の当事者の一方、もしくは両方が自国内の投資家や企業である金融市場をオンショア市場という。