円安(えんやす)
外国為替市場で、日本円と、米ドルやユーロなどの外国通貨との交換比率(=為替レート)は、通常、常に変化するものであるが、日本円の価値が、外国通貨より安くなることを円安という。対義語は「円高」。
例えば、為替レートが1ドル=100円から1ドル=120円の方向に向かう状況のことをいう。円安になると、1ドル=100円で取引していたものが1ドル=120円となるため、国内から海外へ製品を輸出する企業にとっては従来よりも売上が増える。一方、海外から国内に製品を輸入する企業にとっては従来よりも高く製品を購入することになる。