移動平均乖離率(いどうへいきんかいりりつ)
終値と指定期間(通常、5日・25日・13週・26週のいずれか)の移動平均線の平均値がどれだけ離れているかを数値化したもの。
株式の買われ過ぎや売られ過ぎの判断材料に使われる。
終値が指定期間の移動平均値より高い場合には、移動平均乖離率はプラスとなり、一般的に
(1)5%以上になると相場が目先調整局面を迎える。
(2)10%以上になると天井になる。
という相場の経験則がある。
逆に、終値が指定期間の移動平均値より低い場合には、移動平均乖離率はマイナスとなり、
(1)マイナス5%以下になると相場が目先反発に転じる。
(2)マイナス10%以下になると天底である。
という相場の経験則がある。