ブラックスワン理論(ぶらっくすわんりろん)
従来全ての白鳥が白色と信じられていたが、オーストラリアで黒い白鳥が発見されたことで、鳥類学者の常識が大きく崩れることになった。
この出来事から、元ヘッジファンドの達人として知られる認識論学者のナシーム・ニコラス・タレブ氏が著書の中で、確率論や従来からの知識や
経験からは予測できない極端な現象(事象)が発生し、その事象が人々に多大な影響を与えることを総称して名付けたもの。
米国のヘッジファンド運用会社ユニバーサ(Universa Investments)は、同理論に基づいた投資戦略を持つファンドを運用しており、
同社にはタレブ氏もアドバイザーとして参加している。