東アジア地域包括的経済連携(ひがしあじあちいきほうかつてきけいざいれんけい)
東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国に、FTA(自由貿易協定)パートナー諸国(日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランド)の6カ国を加えた合計16カ国による広域経済連携協定(EPA)のこと。正式名称はRegional Comprehensive Economic PartnershipでRCEP(アールセップ)と略されることもある。
2011年11月にASEANが提唱し、2013年以降、実現に向け閣僚会合や交渉会合を重ねている。実現すれば世界人口の約半分、世界生産高と世界貿易総額の約3割、世界の5分の1の海外直接投資の流入(2016年時点)を占める大きな経済圏が構築される。