ガンマ(がんま)
オプション取引のリスク管理指標(リスクファクター)の一つで、原資産の価格が動いた時に、デルタ(原資産価格の変化に対するオプション価格の感応度)がどれだけ変化するかを表す指標。ガンマの値は、アット・ザ・マネー付近で値が大きくなり、イン・ザ・マネーまたはアウト・オブ・ザ・マネーになるほど0に近づく。
【計算式】
ガンマ = デルタ値の変化幅÷原資産価格の変化額
ガンマの値が大きくなるほど原資産価格が変動した時のデルタの値の変化も大きくなり、小さくなるほど原資産価格変動時のデルタの変化は小さくなる。