キャッシュアウト(きゃっしゅあうと)
商品の仕入や設備の投資、借入金の返済などの企業活動により、企業の現金が減少すること。
また、会社法においては、現金を対価として少数株主を強制的に会社から排除することをキャッシュアウトという。スクイーズアウトとも呼ばれる。2015年5月施行の改正会社法により、従来の株式交換や全部取得条項付種類株式などによるキャッシュアウト制度に加えて、株式会社の総株主の議決権を90%以上保有する特別支配株主は新キャッシュアウト制度を利用して、他の全株主に株式全部を直接売り渡すよう請求する株式等売渡請求が可能となった。