企業の物価見通し(きぎょうのぶっかみとおし)
国内企業(約1万1千社)に対し、1年後、3年後、5年後の「販売価格の見通し」および「物価全般の見通し」について調査したもの。
消費税など制度変更の影響を除いた後、段階別に表記された変動幅(%)の中から企業ごとに同社の該当水準を選択する。業種別に見通しの平均値が算出されており、企業経営者による期待インフレ率を表す指標のひとつとして、参考にされる。
企業の業況見通しが集約された日銀短観「主要(全国)企業短期経済観測調査」の一環として、2014年3月調査分から導入された。