景気循環(物価と経済成長率)(けいきじゅんかん(ぶっかとけいざいせいちょうりつ))
経済成長率が高くなり景気が良くなると物価は上昇し、経済成長率が低くなり景気が悪くなると物価は下落すると考えられてきた。
前者をインフレーション、後者をデフレーションと呼ぶが、物価(物価上昇率でとらえる)と経済成長率の関係を、次の4つの局面で説明することができ、循環すると言われている。
(1)リフレーション
物価上昇率が高くなり、かつ経済成長率も高い局面
(2)インフレーション
物価上昇率は高いが、経済成長率は低い局面
(3)ディスインフレーション
物価上昇率は低いが、経済成長率は高い局面
(4)デフレーション
物価上昇率が低くなり、かつ、経済成長率も低い局面