メンタルアカウンティング(めんたるあかうんてぃんぐ)

メンタルアカウンティング(めんたるあかうんてぃんぐ)

分類:経済

人がお金に関して意思決定する際、無意識に行う行動のひとつ。「心の会計」とも呼ばれる。お金を全体としてとらえるのではなく、自分の心の勘定科目によって色分けし、その勘定科目の範囲の中で損得を判断するため、時に不合理な選択をする傾向があること。例えば、苦労して得たお金は慎重に使おうとするが、投資やギャンブルで儲けた利益はあぶく銭と考えて簡単に使ってしまうことなどがそれにあたる。行動経済学の権威でノーベル賞を受賞したリチャード・セイラー氏が提唱した。