ロンドンフィキシング(ろんどんふぃきしんぐ)
英国ロンドン外為市場でWM/ロイターによって銀行の対顧客取引の指標となる為替レートが算出・公表されるロンドン時間16時(夏時間15時)の時間帯のこと。ロンドンの金の取引価格を決める時間帯でもあり、輸出企業の決済や米ドル建てで行われる金の取引により米ドルを含む各国の通貨が頻繁に取引され、為替相場の変動が大きくなる傾向がある。
ロンドンフィキシングの他に為替の変動が大きくなる時間帯としては、日本の対顧客相場の中値が決まる日本時間10時前後、ニューヨークの通貨オプション取引の権利行使の最終締め切り時刻となるニューヨーク時間10時(夏時間9時)のNYオプションカットなどがある。