類似業種比準方式(るいじぎょうしゅひじゅんほうしき)
相続税・贈与税算定のベースとなる非上場株式の評価額を求める方式。評価対象と類似業種の上場企業株価の平均値に、課税年の類似業種1株当たりの配当金額、利益金額、簿価純資産価額の3項目について各値を評価対象と比較した結果を掛け合わせて評価額を計算する。
計算に必要な類似業種の株価や配当、利益、純資産額などは国税庁が定めている。平成29年度税制改正において、計算に使用できる対象株価の拡大、計算式の配当金額、利益金額及び簿価純資産価額の比重を1:1:1に変更する等の見直しが行われた。