ジム・ロジャーズ(じむ・ろじゃーず)
著名投資家のジョージ・ソロスのパートナーとして、様々な金融商品を投資対象としたクォンタム・ファンド(Quantum Fund)と呼ばれる大規模ヘッジファンドの運用を先駆けて行い、財をなした米国人投資家。現在はヘッジファンド運用ビジネスからは引退しているが、投資家・冒険家としての顔を持ち、世界旅行記などの関連著書もある。
株式や債券、為替など金融市場への造詣が深いとして、その投資判断が投資家の間でも注目されている。中国をはじめとする新興国の株式市場の動向にも詳しいとされ、個人投資家向けの来日講演なども行っている。
米ドル建ての商品先物指数RICI(ロジャーズ国際コモディティ指数)の開発者であり、この指数への連動を目指す投資信託も日本で運用・販売されている。需要重視の投資を意図した商品指数であり、日常生活や産業活動で必需品となる原油、金属、農産物などで構成されている。