ストリップス債(すとりっぷすさい)
米国財務省によって開発されたもので、利付債の元本部分と利札部分が分離され、それぞれの部分がゼロクーポンの割引債として販売されるものをいう。
利付債は通常元本部分と利札で構成されるが、元本部分をこの利付債の償還日を満期とする割引債(ゼロクーポン債)、各利札をそのクーポンの支払期日が満期の割引債(ゼロクーポン債)として、販売するものがストリップスである。
トレジャリー・ノート・ベーシック、トレジャリー・ボンド・ベーシックが元本部分のストリップスであり、日本国内の投資家も買付が可能となっている。