上場基準(じょうじょうきじゅん)
金融商品取引所に上場するための審査基準・必要要件。東京証券取引所、名古屋証券取引所には第一部市場と第二部市場などがある。これを上場区分と呼ぶが、上場区分ごとに異なる基準を設けている。最も厳しい審査基準となっているのが「第一部」である。
東京証券取引所では、第二部への新規上場に関して、新規事業を育成する目的で、緩和された審査基準が設けられている。通常、まず第二部に上場して、上場後1年以上経過後に、発行済み株式数や株主数などが一定基準を満たせば第一部に指定替えをすることができる。
ただし知名度が高く、発行済み株式数も多い企業は、最初から第一部に上場されることもある。