指定決済法(していけっさいほう)
外国為替証拠金取引(FX取引)など信用取引の決済方法のひとつ。保有する複数のポジション(建玉)を反対売買注文によって決済する場合、自分が決済したい任意の建玉を指定し、指定した建玉に対して約定が成立した建玉を減らす方法のこと。約定してもすぐに決済せず、売り建て玉と買い建て玉を同時に保有する「両建て」もできる。両建てにしている建て玉は「建て玉整理」によって、その後自分のタイミングで決済できる。
一方、保有する複数の建て玉のうち、約定日時が古い建て玉から順次自動的に決済する方法を「先入先出法(オートネッティング)」という。