直物取引(じきものとりひき)
銀行間市場(外国為替市場)の外国為替取引の種類の一つ。
スポット取引(金利のスポット取引とは異なるので注意)とも呼ばれ、取引日から2営業日後に決済を行う取引である。
この2営業日後というのは、日本の営業日と相手通貨国の休日を勘案して決定される。例えば、月曜日に取引をする場合、相手通貨国において水曜日が休日である場合、決済日は木曜日になる。
この場合、日本からみると3営業日目となる。円以外の通貨同士(例:米ドルとユーロ)の組み合わせの場合には、日本の休日に関係なく決済される。