証券取引所の株式会社化(しょうけんとりひきじょのかぶしきがいしゃか)

証券取引所の株式会社化(しょうけんとりひきじょのかぶしきがいしゃか)

分類:証券ビジネス

日本では、2000年の証券取引法改正により、証券取引所の株式会社形態が認められることになった。2001年に東京証券取引所と大阪証券取引所が、2002年に名古屋証券取引所が株式会社化したが、2011年、東証と大証は経営統合を行い、2013年に株式会社日本取引所グループとして発足した。

21世紀以降、各地で証券取引所の経営統合の動きが相次ぎ、投資資金の国際化が進んだ。巨額の資金を動かす投資家を呼び込むには、大量の売買注文を素早く処理できるシステムが必要。株式会社化により多様な資金調達が可能になることでシステム開発の負担を減らすことができる。