プログラム売買(ぷろぐらむばいばい)

プログラム売買(ぷろぐらむばいばい)

分類:取引(売買)

あらかじめ定めたルール・条件に従って(主にコンピュータを介して)自動的に売買注文を行う仕組みのこと。主観が入らない発注なので、市場が動いた際の裁定が働きやすいなどのメリットがある半面、売りがさらなる売りを呼ぶことにつながりやすく、時として暴落の原因となることもある。1987年10月19日のニューヨーク株式市場で起きた史上最大の株価大暴落(ブラックマンデー)は、この大量のプログラム売買を発端に起きたといわれている。東京証券取引所では、一度に25銘柄以上の売買を行う場合をプログラム売買と規定し、報告義務を課している。