金融再生プログラム(きんゆうさいせいぷろぐらむ)
2002年10月に金融庁が主要銀行に対して公表したもの。「主要行の不良債権問題解決を通じた経済再生」という副題が付されている。
各主要行が、
(1)2004年度中に貸出残高に占める不良債権の比率を現状の半分程度に低下させる
(2)資産査定を厳格に行う
(3)自己資本を充実させる
(4)コーポレートガバナンスを強化する
などを実行することが盛り込まれている。
なお、金融庁は2003年3月に、中小・地域金融機関に対しては 「リレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラム」を公表した。