ネガワット(ねがわっと)

ネガワット(ねがわっと)

分類:経済

節電や自家発電によって得られた余剰電力のことで、負(マイナス)を意味するネガティブのネガと電力の単位であるワットを組み合わせた造語。米国のエネルギー学者エイモリー・ロビンスが提唱した概念で、企業や家庭の節電などによって余った電力を発電したものとみなす考え方。余剰電力を電力会社が買い取り、不足分に充当することを「ネガワット取引」と言い、日本では、節電協力を約束した企業や家庭が要請に応じて使用電力を減らすと報奨金がもらえる新たな枠組みが2017年4月に導入された。