連結財務諸表(れんけつざいむしょひょう)
金融商品取引法に基づくディスクロージャー制度で、支配従属関係にある2社以上からなる企業集団を一つの組織とみなし、親会社がその企業集団の財政状態や経営成績及びキャッシュフローを報告するためのもの。
財務諸表については、平成12年3月31日を決算期日とする会社から、これまでの個別情報を中心とするものを連結情報中心へと移行された。
連結財務諸表は「連結貸借対照表」「連結損益計算書」「連結剰余金計算書」「連結キャッシュフロー計算書」および「連結附属明細表」で構成される。連結財務諸表は、個別の財務諸表を基にして作成されるが、個別の財務諸表を単純に連結させるのではなく、連結決算手続きを適用した上で連結される。
(連結の範囲)
連結財務諸表の対象となる子会社(=連結子会社)と企業グループ全体の業績に影響を与える関連会社や非連結子会社が範囲となる。 連結子会社については、通常、上記の方法で作成され、関連会社や非連結子会社は、持分法を用いて作成される。