流動性カバレッジ比率(りゅうどうせいかばれっじひりつ)

流動性カバレッジ比率(りゅうどうせいかばれっじひりつ)

分類:分析・指標

国際業務を行う銀行の保有自己資本比率等を定めたバーゼル3で義務化が決まった短期の安定的資金確保に関する規制の一つ。金融危機などで30日間継続するストレス下においても流出する資金額以上に流動資産を調達し、銀行が業務を継続できることを目的として導入された基準。

流動性カバレッジ比率(LCR)=高品質の流動資産÷30日間の純資金流出額が100%以上となるよう2019年の完全実施に向けて流動資産の保有割合の引き上げが段階的に進められている。