ストキャスティクス(すときゃすてぃくす)

ストキャスティクス(すときゃすてぃくす)

分類:分析・指標

英語表記はStochastics。米国のチャート分析家ジョージ・レーンによって考案されたテクニカル指標で、振幅や値幅などから相場の過熱感を測るオシレーター分析の一種。

過去一定期間(一般的には9日間)における高値、安値に対して、当日終値がどのような位置にあるのかを数値化することによって、価格の推移傾向を判断しようとするもので、0%から100%の範囲で推移する。相場の「買われすぎ」、「売られすぎ」を判断し、現在値が割高か割安かを見る際に力を発揮し、一般的に「逆張り」などに使用される。

ストキャスティクスは3種類のライン(%Kライン、%Dライン、SDライン)で構成されており、%Kラインと%Dラインを利用する「ファスト・ストキャスティクス」と、%DラインとSDラインを利用する「スロー・ストキャスティクス」の2種類がある。