デカップリング(でかっぷりんぐ)

デカップリング(でかっぷりんぐ)

分類:経済

主に先進国経済と新興国経済の非連動を指す。米国での信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題が深刻化した際、先進国と新興国の経済のデカップリング論が盛んになって言葉も広まった。当時はサブプライムローン問題で落ち込んだ先進国の景気を内需が好調な新興国の高成長でカバーし、結果的に世界経済は成長が続くという考えが台頭した。新興国の景気が足踏み状態になり、先進国の景気が下支える場合を「逆デカップリング」ということもある。